8月20日は、日本では「蚊の日」として語られる日です。海外ではハンガリーが聖イシュトヴァーン(イシュトヴァーン1世)と建国をたたえる日でもあり、1991年にはエストニアが独立回復を決議しました。この日付の記念日、出来事、同じ誕生日の人物、8月の誕生石を、出典を付けて整理しています。
8月20日に生まれた人も、これから祝う人も。日付の背景を知ると、お祝いの一言が少し具体的になります。
編集:kyo366|資料確認・本文改訂:|事実情報と、花言葉・占いなどの文化的な読み物を区別して掲載しています。
8月20日早わかり
- 代表的な記念日
- 蚊の日(制定団体は未確認)、ハンガリーの建国をたたえる日
- 星座
- しし座(西洋占星術の一般的な区分)
- 誕生花
- 割り当ての出典は確認できませんでした(詳細は誕生花の項)
- 誕生石
- 8月の月別誕生石:ペリドット・スピネル・サードニクス
- この日生まれの人物
- H.P.ラヴクラフト、ベンジャミン・ハリソン、ラジーヴ・ガンディー
- 代表的な出来事
- 1897年:ロスのマラリア研究/1977年:ボイジャー2号打ち上げ/1991年:エストニア独立回復決議
8月20日の六曜「友引」について
友引は、「友を引く」に通じることから、慶事(結婚式など)は良いとされる一方、弔事(葬儀)は避けられる傾向が強い日です。火葬場を友引の日に休業日としている地域も多く見られます。正午(11時〜13時)だけは凶とする見方もあります。
- やってよいこと:結婚式・入籍などの祝い事
- 避けたいこと:葬儀・お通夜(できれば別日に)
8月20日の記念日
蚊の日:マラリアと蚊の関係に目を向ける
8月20日は、日本で「蚊の日」「モスキートデー」と紹介される日です。由来として語られるのは、イギリスの医学者ロナルド・ロスが1897年8月20日に、ハマダラカ(アノフェレス属の蚊)を通じてマラリアが感染することを明らかにした研究です。長崎大学熱帯医学研究所の資料は、この日付を「世界蚊の日」とともに紹介しています。
なお、ブリタニカ百科事典はロスの発見を「1897年」とのみ記し、8月20日とは書いていません。また、記念日としての制定団体と制定年は、一次資料では確認できませんでした。日付の由来は研究史に基づく説明、という位置づけで読んでください。
夏の夜に蚊を気にする日、というだけでなく、蚊が媒介する感染症に思いを向ける日として知っておくと、話題が広がります。
出典:長崎大学熱帯医学研究所の資料(PDF)(1897年8月20日の記述)、Britannica「Ronald Ross」(1897年の発見、1902年ノーベル生理学・医学賞)。
ハンガリー:聖イシュトヴァーンと建国をたたえる日
ハンガリー外務省の英語ページによると、8月20日は、伝承で1000年のクリスマスごろに戴冠し、部族連合を一つのキリスト教国家にまとめたイシュトヴァーン1世をたたえる日です。1083年にローマ教皇グレゴリウス7世によって列聖されたことと合わせ、毎年8月20日に記念されてきたと説明されています。収穫を祝う「新しいパンの祭り」とも結び付けられています。
8月20日に起きた出来事
1977年:ボイジャー2号が打ち上げられる
NASAのジェット推進研究所(JPL)は、探査機ボイジャー2号が1977年8月20日、フロリダ州ケープカナベラルのケネディ宇宙センターからタイタン/セントールロケットで打ち上げられたと記しています。目的は太陽系外縁部の探査で、プロジェクトはJPLが管理しています。
出典:NASA/JPL「Voyager 2 Launch」。
1991年:エストニア最高会議が独立回復の決議を採択
エストニア議会(リーギコグ)の発表によると、1991年8月20日午後11時3分、エストニア共和国最高会議が「国家独立に関する決議」を賛成69票で採択し、1918年2月24日に宣言された国家が回復されました。エストニアでは8月20日が独立回復の日として祝われています。
8月20日生まれの有名人
ブリタニカで生年月日を確認できた人物に絞りました。
- H.P.ラヴクラフト(1890年生まれ):アメリカ・ロードアイランド州プロビデンス出身の作家。怪奇・幻想小説で知られます。Britannica。
- ベンジャミン・ハリソン(1833年生まれ):オハイオ州ノースベンド生まれ。アメリカ第23代大統領(1889〜1893年)。Britannica。
- ラジーヴ・ガンディー(1944年生まれ):インドの首相(1984年10月〜1989年)。Britannica Students。
日本のタレント・芸能人は、公式プロフィール等の一次資料を確認できていないため掲載していません。
8月20日の誕生花について
誕生花には全国共通の公的な決まりがなく、資料ごとに異なります。今回、8月20日への割り当てについて信頼できる出典は確認できませんでした。Web上のツール(ルフトツールズ)にはフリージアと表示されますが、割り当ての根拠は示されておらず、本ページでは「8月20日の誕生花」とは断定しません。
参考までに、フリージアそのものの情報です。ブリタニカによると、南アフリカ原産のアヤメ科の植物で、約20種があり、白・黄・オレンジ・青などの花を付けます。園芸では温帯地域で鉢植えや庭植えにされ、切り花としても重要です。
花言葉は、資料ごとに異なる文化的な読み物です。贈る際は、花言葉よりも相手の好みや飾る場所を優先すると失敗しにくくなります。
誕生花の考え方は誕生花とは?で解説しています。
出典:Britannica「freesia」(植物の事実)。割り当て:確認できる出典なし(二次情報のみ)。
8月の誕生石:ペリドット・スピネル・サードニクス
誕生石は日ごとではなく月ごとに定められており、8月20日だけに割り当てられた石ではありません。GIAは8月の誕生石として、ペリドット、スピネル、サードニクスを挙げています。
ペリドットは、オリビンの黄緑色の宝石品種で、モース硬度は6.5〜7。GIAは、熱衝撃に弱いため蒸気洗浄機や超音波洗浄機を使わず、柔らかいブラシと中性の石けん水で手入れするよう案内しています。スピネルは赤・ピンク・オレンジ・紫・青など色の幅が広く、硬度は8。かつてルビーと混同されました。サードニクスは、サード(赤褐色)とオニキスの縞が重なった石で、GIAは8月で最も古い誕生石とし、染色されることが多く熱や蒸気に注意が必要としています。
石に特別な力があるという科学的根拠は示されていません。贈り物では見た目や普段使いのしやすさを基準にしましょう。
誕生石とは?も参考にしてください。
8月20日生まれの星座
一般的な西洋占星術では、8月20日はしし座に区分されます。星座の期間は資料によって日付が異なるため、期間そのものは権威ある資料を確認していないので記載しません。
星座や占いは文化的な読み物で、性格や将来を決めるものではありません。話のきっかけとして楽しむ程度がちょうどよいでしょう。
出典:星座名は一般的な西洋占星術の区分に基づく文化的情報で、公的な出典はありません。
大切な人の誕生日から、二人の関係を知る
誕生日の情報は、相性を決め付けるためよりも、相手を知る会話に使えます。二人の誕生花や誕生石を見比べながら、次の三つを聞いてみてください。
- 誕生日は、にぎやかに祝いたい?二人で静かに過ごしたい?
- 贈り物は、使えるもの?思い出に残る体験?
- これから一緒にしてみたいことは何?
共通点だけでなく、違いが分かることも収穫です。もう一人の日付はトップページのカレンダーから探せます。現在、このページに自動の相性診断機能はありません。
8月20日の誕生日を祝う、小さなアイデア
- 夏のお祝い:暑い時期の誕生日なので、冷たい飲み物や、持ち歩きやすい小物など、季節に合う贈り物が選びやすい日です。
- 誕生石を手がかりに:ペリドットは黄緑、スピネルは多色、サードニクスは縞模様と、好みで選べます。手入れの方法は石ごとに異なるので確認しましょう。
- 日付の話題を添える:「1977年のこの日、ボイジャー2号が旅立ったんだって」と、短い豆知識を添えるのも一案です。
メッセージ例:「8月20日のお誕生日おめでとう。暑い季節ですが、体に気をつけて、すてきな一年になりますように。」
8月20日について、よくある疑問
8月20日の誕生花は何ですか?
公的な定めはなく、今回確認した範囲では割り当ての出典を見つけられませんでした。資料ごとに候補が異なるため、断定しません。
誕生石は8月20日だけの石ですか?
いいえ。8月全体の月別誕生石で、GIAはペリドット、スピネル、サードニクスを挙げています。
8月20日の六曜は、毎年同じですか?
毎年同じとは限りません。ページ上部の六曜表示で、年ごとの違いを確認できます。六曜の基本はこちら。
参考資料と、このページの編集方針
記念日・出来事・人物は、公的機関、国際機関、研究機関、ブリタニカなどの資料で日付や生年月日を確認できたものだけを掲載しました。確認できなかった項目(蚊の日の制定団体・制定年、誕生花の割り当て、星座の期間)は、その旨を本文に明記しています。
誕生花の「フリージア」の表示は、出典が不明なWebツールのみによる二次情報で、事実としては扱っていません。「贈り物のアイデア」「メッセージ例」は当サイトの編集提案です。
資料確認・本文改訂:2026年10月6日。
編集主体:kyo366。当サイトについて/誤記や資料の相違にお気付きの場合は、該当箇所と根拠を添えてお問い合わせからお知らせください。

